ニューヨークのココマスダです。
上に掲載した写真は、3月21日(土)の5時に自宅の窓からハドソン川沿いの公園の一部を撮ったものです。見えにくいかも知れませんが、外出して他に行かれる場所は少ないので、連日公園や桟橋は結構散歩したりジョギングしたりする人が多いです。
知り合いに会うと、最近流行っているエルボー・バンプ(肘を付き合わせる)で挨拶してます。これからは日本式お辞儀が流行るかも、ですね。
昨日まではバスケットボールをしている若者たちがいたし、フィールドでは子供やティーンのサッカークラブの活動も続行してて驚きましたが、今日は見当たりません。今日はスケボーしている子たちはいるし、児童公園で遊んでいる子達も見えるので、まだ閉鎖はされていないよう。
ローカルのオンライン・フォーラムでは、「サイクリストやジョガーがウイルスを撒き散らすから、子供が安心して遊べない。辞めてほしい。」という母親の意見も見られました。「は〜?」です。
その下には「根拠もない恐れを広めないで欲しい。」という意見。もっとも。
まだまだ人によって、コロナウイルスの感染に対する温度差が全く違うのは確か。
昨日は娘が、アッパーイーストの実家に帰っている大学の寮のルームメートの所に遊びに行くというので大反対。話し合いの結果、セントラルパークで会ってもらうことで譲歩しました。そこまで行くのは? Uberでした。
「開いているスタバで飲み物買ってもいい?」と聞かれ、「飲み物買ったらすぐ出るのよ。気をつけてね。」と言うしかありませんでした。
娘が出て行った後で、「自転車で行くように勧めればよかった!」と後悔しましたが後の祭り。
この「何をしてよくて何がいけないか」は毎日刻々と変わっています。
一切外出しない、を実行している偉い友人たちもいますが、
私は正直言って「怖い」、「心配」、と言う気持ちは未だにないので、
禁止にならない限り 気分転換の外出は続けると思いますから、娘にも外出を禁止する事は出来ません。
もちろん、娘も私も感染を受けない対応はちゃんとしてますが。
娘の父親(元夫)は考えが違い、私たちの身をあまりにも心配して色々と忠告して来るので、それに答えてあげている、と感じです。苦笑
ちなみに彼は、娘が自宅に来る事は現在拒否しています。
ちゃんと気をつけていない人から自分が感染するのはまっぴらだ、と。
付き合っている彼女(年上)とも、話し合った結果しばらく会話ない事にしたそうで。
そっか〜。
新しい発展は、
3月20日、クオモNY州知事が、NY州の感染者数が7000人を超えさらに拡大していることを受けて、主に(1)原則として全労働者は在宅する、(2)州民は可能な限り自宅に待機する、という行政命令を出すことを発表しました。
この行政命令は,明日、3月22日(日)午後8時に発効され、私たちの生活は、さらに異様なものとなります。
この New York State on PAUSE こと
「ニューヨーク州自宅待機命令」を
JASSI* からのお知らせのためにボランティアで翻訳したので、
ここにも載せますね!
* Japanese American Social Services, Inc.= ジャシー: 日米ソーシャルサービス
各日系メディアの報道及び領事館からのメールにも概要は載ってますが、
全部を翻訳したものはないので。
出典はこちら:
このウェブサイトには自動翻訳機能が搭載されてますが、
その翻訳の質はかなり酷いです。
では以下、ちょっと長くなりますが。
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ニューヨーク州自宅待機命令 :New York State on PAUSE
ニューヨーク州のクオモ知事が、すべての人々に対しての安全性を確保するために、事実上の「ニューヨーク州自宅待機命令」 ”New York State on PAUSE” を発令するとともに、10項目の方針を発表しました。
ニューヨーク州自粛計画の10項目は以下です。
1. 3月22日(日)の午後8時より、「生活に必要不可欠でない」州内の全ての企業を閉鎖(全労働者は在宅勤務)する事。
2. 人数及び理由に関係なく、不要不急の集会(パーティー、お祝いやその他の社交的なイベント)は現時点においてはキャンセル又は延期する事。
3. 自宅以外において複数の人数が集まる事は、生活に不可欠なサービスを提供する労働者に限り、ソーシャルディスタンシング(人との接触を避け、付き合いに一定の距離をおく事)を実行する事。
4. 外出時は、他人と6フィート(約1・8メートル)は離れる事。
5. その他の基本的なサービスを提供する企業や団体においては、少なくとも6フィート(約1・8メートル)の距離をあける事を徹底する事。
6. 気分転換の散歩や運動をする場合は単独で行い、他人との接触がある活動は避ける事。
7. 絶対に必要な場合以外には公共交通機関の利用を避け、他の乗客とは6フィート(約1・8メートル)の間隔を設けて、感染の可能性を抑える努力を怠らない事。
8. 病気又は具合が悪い人は、先ずは遠隔診察によって、外来医療を受けることがその個人にとって最善の方法であるという診断を受けた場合を除き外出しない事。
9. 若者もソーシャルディスタンシングを実行し、高齢者との接触は避ける事。
10. 消毒ワイプ等を使用するなど、感染予防の実践を徹底する事。
レストラン(持ち帰り・宅配のみ)、食料品店,薬局,医療機関、ガソリンスタンド、ランドリー、ドライクリーニング、郵便局、公共交通機関などの必須の機関・店舗の営業は継続するので、その利用のための外出は許可されますが、不要不急の外出は避けて下さい。
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ちなみに、この行政命令を「外出禁止令」と翻訳したメディアも多いですが、
まだ厳格な外出禁止令ではなく、自宅待機命令。
AdverTimes(アドタイ)で
と言うコラムを書いている、NY在住で国際イメージコンサルタントで友人の日野江都子さんがつけた名称が気に入りました。
お籠り令!
流石!その通りです。
これからどうなるのかニューヨーク!って感じで、
この後に来る不景気が怖いですが、食べ物に困る訳ではないし、普段からパソコンに向かって長時間を過ごす私のような職業の人には、それほど痛くない状況なのは確かです。
インターネットが完備している時代で良かった!
こうやって発信もできるし、家族・友達とも繋がっていられます。
これからも、感染をしないように娘共々頑張ります。
皆さんも気をつけてくださいね。
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