寝室からの夜景。実際はこんなに明るくないです。
こんにちは。ニューヨークのココマスダ です。
さぁ〜て、もう9月になってしまいましたね!
オフィシャルに夏の終わりを告げる、Labor Day (労働者の日) の祭日もすぎました。
まだ日中は26度を超える日がありますが、朝晩はもうすっかり秋です。
最近、不眠症になって困っています。私は時差ボケの時を除けばよく寝られる方で、いったん寝ついたら朝まで起きる事はなかったのですが。
夕食時にワインを飲むとどうしようもなく眠くなるのですが、眠ってしまうには早過ぎるので、眠気を我慢して起きていると、そういう晩は遅くなっても全く眠くなりません。そして以前だと、眠くならない晩には、オン・ザ・ロックのウイスキーをちょっと飲みながら本を読んでいれば眠くなれたのですが、それも効かなくなり、一晩中全く寝付けない夜もあり、これには困っています。
9月は、夏が大好きな私がただでさえもメランコリーになる時期なのに、今はコロナ禍で先が見えない状態なのでストレスが溜まっているのでしょうか? 運動不足? 年? 多分全部が影響しているのでしょうね。
歳を取ると眠りが浅くなるとか、毎晩何回もトイレに起きるようになる(私の彼はそうです)とか言いますが、ちゃんと睡眠を取らないと生産性が低下するし、機嫌も悪くなるので周りも迷惑です。
ニューヨークと東京を一年に5回ほど行き来していた7年前から、時差ボケ対策には、実家の近所のお医者さんに処方してもらった睡眠導入剤をフライトの前後数日だけ飲むのが習慣です。良く効きますが、クセになると嫌なので普段は全く飲まないのですが、仕方がないのでそれを飲んだら眠れました。睡眠導入剤は少量しか処方してもらえないのであと5、6錠しかなく、私はもう健康保険証もなく処方してもらえないので、こちらのお医者さんに処方してもらうしかないかな、と思っていました。
私はベッドに入ったらしばらくは本を読むのが習慣で、しばらく読んでいると眠くなるのが常でした。昨晩は、早めにベッドに入って "The New Jim Crow" という、黒人に対する人種差別問題に関するベストセラーの本(アマゾンで注文して届くのに数ヶ月かかりました) を読んでいたら眠くなり、ラッキーにも12時ごろまでには寝付けたのですが、2時過ぎには目が覚めてしまい、そのまま寝付けないので、1時間ぐらい経ってから諦めて起きることにしました。7時ごろになったら疲れてベッドに戻り、数時間眠れました。
娘に眠れないことを打ち明けると、睡眠導入剤を使用する前にメラトニンを飲んでみることを勧めてくれて、自分が持っているメラトニンのボトルを渡してくれました。 まぁ!娘は若いのに不眠にはずいぶん前から悩まされていたので色々試しているようです。娘の不眠は、多分スマホの見過ぎだろうと思うのですが。
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ここからは3日後です。メラトニンは昔時差ぼけ対策に使ったことがありますが、すっかり忘れていたのでさっそく試したのですが眠れました!毎晩眠れてます。朝もスッキリです。良かった!しばらく飲み続けてみます。いや〜、娘に悩みを解決してもらったなんて、なんだか感慨深いです。もう子供じゃないんだな、と。
メラトニンについてはこちらで読めます。メラトニンは、脳内の松果体において生合成されるホルモンなので、習慣性も無いか、少ないはずです。それでも1週間後には服用を辞めるつもりです。
アメリカではビタミン類の棚に普通に置いてあるのですが、日本ではネットの輸入品しか買えないのですね。
「一般的にメラトニンの催眠作用は弱く、寝る前に服用しても寝つきは若干良くなるものの、不眠症の改善効果は乏しいことが分かっています。」という事ですが、私はよっぽどの事でないと薬を飲まないので効くのかもしれません。普段服用しているのはビタミンDだけだし、それもしばしば飲むのを忘れます。
コロナ禍のストレスはいろいろありますが、先が見えない不安は大きいです。仕事に関してはもちろん、娘の事も。8月の終わりには大学に戻る予定だったのが、彼女の大学は、キャンパスに戻るのとリモートスタディーの選択を与えたので、彼女はキャンパスに戻らない方を選択しました。そして、いずれはニューヨーク市内の大学への転校を考えているようです。「家から通ってもいい?」と聞かれ、「そうするしかないでしょうねぇ〜。」と答えながら複雑な気持ちでした。
一人っ子の娘を大学に送り出してほぼ一人暮らしとなり、最初は寂しい時もありましたが、慣れたら気楽! いつも片付いている住まいで新しい人生のチャプターを始め、「静かな幸せ」を感じてのに、また娘と同居することになって頭が母親に戻りました。もちろん子供の頃のように手はかからないし、お互いに別の事をしているのがほとんどですが。
これから何年続くのかわかりません。大学だけだと長くても3年ですが、このまま家から大学院に通うことになったら、、、。ニューヨークの物価では別に住まいを借りてあげる事も出来ないし、私がライフスタイルを変える事も難しくなりました。
ま、家族がいるとこんな事は普通なのだし、自分が選んで母親になったのですから文句は言えないし、パンデミックで大学生活を謳歌する事も出来ない娘の方が可哀想と言えば可哀想ですよね。
前向きに考えるしかありません。
睡眠がちゃんと取れるようになったので仕事に励みます!
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