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今になって学んだ正しい包丁の研ぎ方


かなり年季が入っていた包丁と砥石



こんにちは。ニューヨークのココマスダです。


自主隔離から開放されて、週末は彼の住まいで過ごしました。


彼のキッチンはモダンで使いやすいのですが、彼は全くと言っていいほど料理はしません。2年前に亡くなった、20年間 (結婚せずに) 一緒に暮らしたパートナーの方もほとんど料理をしない人だったということで、キッチンには最小限の料理道具しかなく、私が少しずつ補充してます。


彼は私の食への情熱には最初は呆れ気味で、それは付き合っていて実際に問題だったのですが、だんだんと感化されてきたのか、最近は私が料理しているのをいつも嬉しそうに見ているし、何を作っても感動してくれるので嬉しいです。ただ、男のくせに食が非常に細いので、作り甲斐がないと言えばないのですが、楽と言えば楽です。メタボが気になる年齢でもあるので、三度三度の食事を作ることは自粛しています。


私は母親になるまではとことん「男に尽くす女」で、離婚をしてから5年後に、もう一度婚活をしてみようと決心した時には、「これからは尽くす女は辞めて、尽くされる女になろう。」と決めたのですが、やっぱり料理はしちゃってます〜。尽くしているのではなくて、料理をすることが好きだから。


さて、料理には欠かせない道具である包丁。彼のところにはステンレス製の大きい包丁が一本ありましたが、一度も研いだことがないのでしょう、全然切れなくなっていました。なので、自分の和包丁を一本持っていって置いてありますが、それも切れ味が悪くなってきて、自宅にある砥石を持って行かなきゃな、と思いながら、ステンレス製の包丁も砥石で研げるのだろうか、それともナイフ研ぎ機が必要なのかしら、のと思い、自宅に戻ってからググったところから今日の勉強は始まりました。


ステンレス製の包丁も砥石で研げる、ということはすぐにわかりました。包丁の研ぎ方は知っている、とは思いつつも、ついでなのできちんと復習してみようと思い、YouTubeでこのビデオを見たのです。



いや〜、見て良かったです!

だって、私が長年やっていた研ぎ方は間違っていたんです!💦


私は今まで包丁を、なんと包丁の長さの方向に動かして研いでいたんです。それでも砥げないことはなかったのですが、正しい方法で研いだ方が確かに早く研げるし、切れ味が最高になりました。


「カエリ」の事も初めて知りました。「中砥石」という言葉が出てきたので、「砥石の種類」をググって、砥石には、荒砥石、中砥石、仕上げ砥石があることを知りました。奥が深い!


うちにある砥石のパッケージには、「微粒台付き砥石」と書いてあり、どの種類なのかわかりませんが、ま、家庭用なんだろう、と思います。初めて「家庭用刃物・ステンレス刃物用」と書いてあるのにも気がつきました。ステンレス製の包丁も一応これでオッケーなようです。


包丁の研ぎ方は昔母に習ったのですが、いつも忘れた頃に研いでいたので、母のやり方が間違っていたのではなく、私が間違って覚えていたのだと思います。とほほ。


YouTubeの How To ビデオは、本当に便利ですよね。


包丁全体もかなり汚くなっていて、クレンザーと束子ではなかなか綺麗にならないので、そのやり方もついでに検索しました。私が見たビデオではプラモデルに使うヤスリの道具を使っていたので、紙ヤスリを代用しましたが綺麗に磨けました。


私が持っている和包丁は、全て私が若い頃に母が持たせてくれて物で、職人の名前が入っている包丁ですが、可哀想に、ちゃんと手入れをしないで使ってきてしまいました。今日はずいぶん綺麗になりましたが、包丁の研ぎ方の勉強を続けて、刃の先が欠けているのも直してあげようと思います。












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